2011年03月07日
飛び出せ!青春 (ハプニング編)
さてさて、では「トムパパのアメリカ旅行記」ハプニング編、始まり、始まり~!
(以降の旅は、途中でカメラを盗まれてしまったため、写真がありません。ご勘弁を)
1990年11月16日、自転車によるアメリカ横断が終わった後、
もうちょっと旅していたいという欲と、当時円高のおかげで、なんとなく余ってしまったお金のため、
とりあえずメキシコに行くことにしました。
(さすがに自転車じゃなくて、飛行機を使いました)
その後、路線バスや鉄道を使いメキシコを一ヶ月ほど観光旅行。
苦しかった自転車の旅とはうって変わり、タコスを食べながらアステカのピラミッドなど、世界遺産を散策・・・。
また途中で知り合った旅行者や地元のかわいいセニョリータと昼食・・・etc.
別の意味で楽しい旅でした。
ところでおまえ、スペイン語喋れるのか?って!
自慢じゃないけど、ペラペラだよ!
などあろうはずもなく、「こんにちは」「ありがとう」も知らんかったよ。
まっ、人間その気になれば、言葉なんかいりません!
なんとかなるから旅はオモシロイ・・・。
さて・・・、日本を発ってから、はや四ヶ月。
そろそろ帰国の時期が近付いていました。
これまでのいろんな思い出が駆け巡り、頭の中はすでに走馬灯状態・・・。
「たのしい旅だったな~。俺の青春(死語になりつつあります)、もうやり残したことはない!
ない?ないだろう!ないはず!ないにしよう!
・・・・・・・・・。あっ、あっ、あった~!あってしまった~!
そういえば俺、陸路で国境越えたことね~!」
(普通の人はこんなこと思わないらしい・・・トムママ談)
ということでメキシコのお隣、グアテマラに行くことにしました。
初めての国境越え!ドキドキの感動もんでしたよ~。
(なかなか島国の日本では味わえませんからね~!)
グアテマラでは一週間ほど、またまた観光旅行。
マヤ文明のティカル遺跡に感動したり、きれいなカリブ海を眺めたりと、中米の見知らぬ国を満喫。
全く喋れなかったスペイン語も、なんとか片言までに上達!
セニョリータ相手に冗談を言えるくらいになりました。
さてさて、地図を見るとまた隣に国があります。
国名 エル・サルバドル(救世主という意味らしい・・・)
「よっしゃー、ついでにもう一国行ってみよ~」
と、まるで飲み屋をはしごするかのような軽い気持ちでエル・サルバドルに入国したのでありました。
しかし・・・、国境を越えた途端、やたらと視界に飛び込んでくるフル装備の兵士や軍隊の戦車、装甲車、大砲。
そして空には武装へりのハネの音が・・・。
雰囲気も、これまでの国とは明らかに違う,物騒でピリピリした感じ・・・。
途中でバスを何回も止められ、ボディーチェックや検問。
その上、荷物を細かく調べられる始末・・・。
「あれ?この国ヤバイかも・・・」っと、脳裏によぎりました。
道端や建物の脇には土嚢が積まれ、中からは兵士が銃口を向けていました。
入国してから知ったのですが、当時のエル・サルバドルは激しし内戦の真っ只中!
(とても危険なので、日本政府から渡航自粛勧告が出ていたらしい・・・)
政府軍と反政府左翼ゲリラがあちこちで衝突しているというありさまでした。
(2011年現在は、内戦も終わり平和な国になったそうです。)
そんなこととはつゆ知らず、平和ボケした自転車野朗を乗せたバスは、一路首都のサン・サルバドルへ・・・。
サン・サルバドルはメキシコやグアテマラと同じ、いたって普通の町・・・。
ただ兵隊の数が半端じゃね~!ここでも土嚢が高々と積まれていました。
グアテマラでも兵士は見かけましたが、ラテン気質なのかニコニコして至ってフレンドリー。
けどここでは、話しかけようものなら撃たれそうなくらいピリピリムード。
とりあえず安ホテルを探し、そこを拠点に一週間ほど滞在することにしました。
昼間は人々で賑わう市街も、夜は8時以降、夜間外出禁止令なるものが出ているらしく、静まり返っていました。
時折、銃声や爆発の音、ヘリコプターの爆音が響いてきます。
ハラハラしながらも、初めての体験で怖いもの見たさも手伝い内心ワクワクし、
結構エル・サルバドルを楽しんでいました。
そっ、気分はまさに戦場カメラマン、渡部陽一。
これまでの経験から、どんな町でも3日いれば慣れてきます。
ちょうど、そんな物々しい雰囲気にも慣れてきた頃、とんでもないトラブルに巻き込まれる破目に・・・!
眠くなってきたので、続きはまた明日。
お楽しみに~!!!
トムパパ
(以降の旅は、途中でカメラを盗まれてしまったため、写真がありません。ご勘弁を)
1990年11月16日、自転車によるアメリカ横断が終わった後、
もうちょっと旅していたいという欲と、当時円高のおかげで、なんとなく余ってしまったお金のため、
とりあえずメキシコに行くことにしました。
(さすがに自転車じゃなくて、飛行機を使いました)
その後、路線バスや鉄道を使いメキシコを一ヶ月ほど観光旅行。
苦しかった自転車の旅とはうって変わり、タコスを食べながらアステカのピラミッドなど、世界遺産を散策・・・。
また途中で知り合った旅行者や地元のかわいいセニョリータと昼食・・・etc.
別の意味で楽しい旅でした。
ところでおまえ、スペイン語喋れるのか?って!
自慢じゃないけど、ペラペラだよ!
などあろうはずもなく、「こんにちは」「ありがとう」も知らんかったよ。
まっ、人間その気になれば、言葉なんかいりません!
なんとかなるから旅はオモシロイ・・・。
さて・・・、日本を発ってから、はや四ヶ月。
そろそろ帰国の時期が近付いていました。
これまでのいろんな思い出が駆け巡り、頭の中はすでに走馬灯状態・・・。
「たのしい旅だったな~。俺の青春(死語になりつつあります)、もうやり残したことはない!
ない?ないだろう!ないはず!ないにしよう!
・・・・・・・・・。あっ、あっ、あった~!あってしまった~!
そういえば俺、陸路で国境越えたことね~!」
(普通の人はこんなこと思わないらしい・・・トムママ談)
ということでメキシコのお隣、グアテマラに行くことにしました。
初めての国境越え!ドキドキの感動もんでしたよ~。
(なかなか島国の日本では味わえませんからね~!)
グアテマラでは一週間ほど、またまた観光旅行。
マヤ文明のティカル遺跡に感動したり、きれいなカリブ海を眺めたりと、中米の見知らぬ国を満喫。
全く喋れなかったスペイン語も、なんとか片言までに上達!
セニョリータ相手に冗談を言えるくらいになりました。
さてさて、地図を見るとまた隣に国があります。
国名 エル・サルバドル(救世主という意味らしい・・・)
「よっしゃー、ついでにもう一国行ってみよ~」
と、まるで飲み屋をはしごするかのような軽い気持ちでエル・サルバドルに入国したのでありました。
しかし・・・、国境を越えた途端、やたらと視界に飛び込んでくるフル装備の兵士や軍隊の戦車、装甲車、大砲。
そして空には武装へりのハネの音が・・・。
雰囲気も、これまでの国とは明らかに違う,物騒でピリピリした感じ・・・。
途中でバスを何回も止められ、ボディーチェックや検問。
その上、荷物を細かく調べられる始末・・・。
「あれ?この国ヤバイかも・・・」っと、脳裏によぎりました。
道端や建物の脇には土嚢が積まれ、中からは兵士が銃口を向けていました。
入国してから知ったのですが、当時のエル・サルバドルは激しし内戦の真っ只中!
(とても危険なので、日本政府から渡航自粛勧告が出ていたらしい・・・)
政府軍と反政府左翼ゲリラがあちこちで衝突しているというありさまでした。
(2011年現在は、内戦も終わり平和な国になったそうです。)
そんなこととはつゆ知らず、平和ボケした自転車野朗を乗せたバスは、一路首都のサン・サルバドルへ・・・。
サン・サルバドルはメキシコやグアテマラと同じ、いたって普通の町・・・。
ただ兵隊の数が半端じゃね~!ここでも土嚢が高々と積まれていました。
グアテマラでも兵士は見かけましたが、ラテン気質なのかニコニコして至ってフレンドリー。
けどここでは、話しかけようものなら撃たれそうなくらいピリピリムード。
とりあえず安ホテルを探し、そこを拠点に一週間ほど滞在することにしました。
昼間は人々で賑わう市街も、夜は8時以降、夜間外出禁止令なるものが出ているらしく、静まり返っていました。
時折、銃声や爆発の音、ヘリコプターの爆音が響いてきます。
ハラハラしながらも、初めての体験で怖いもの見たさも手伝い内心ワクワクし、
結構エル・サルバドルを楽しんでいました。
そっ、気分はまさに戦場カメラマン、渡部陽一。
これまでの経験から、どんな町でも3日いれば慣れてきます。
ちょうど、そんな物々しい雰囲気にも慣れてきた頃、とんでもないトラブルに巻き込まれる破目に・・・!
眠くなってきたので、続きはまた明日。
お楽しみに~!!!
トムパパ
Posted by トムママ at 23:16│Comments(2)
│私事(トムパパ)
この記事へのコメント
トムパパ。。。
す・すごい体験談(驚)
あの、穏やかな笑顔からは
想像できません。
す・凄すぎるぅ~!!!
す・すごい体験談(驚)
あの、穏やかな笑顔からは
想像できません。
す・凄すぎるぅ~!!!
Posted by 朝倉 at 2011年03月08日 21:32
☆ 朝倉さんへ ☆
いつもと呼び方が違うから、変な気がするけど・・・(^^;)
ぼっくう小僧もここまでいけば、立派?
生きて帰ってこその‘笑い話‘だよね、ホントに。
そんなパパと結婚するって決めた私も冒険者?な~んて、
婚約(?)当時、言われたような言われてないような・・・(^_^)
いつもと呼び方が違うから、変な気がするけど・・・(^^;)
ぼっくう小僧もここまでいけば、立派?
生きて帰ってこその‘笑い話‘だよね、ホントに。
そんなパパと結婚するって決めた私も冒険者?な~んて、
婚約(?)当時、言われたような言われてないような・・・(^_^)
Posted by トムママ at 2011年03月09日 11:56